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憲法九条の碑

​2021年5月建立

日本の平和を象徴する「憲法九条」。そのシンボルとなる石碑「憲法九条の碑」が首都圏初として当院に建立されました。「春日部に憲法九条の碑を建てる会」の立案・発起・主体となり実現した本石碑は高さは165センチ、幅は236センチで、表面には日本国憲法前文と第九条、背面には建立の趣旨と募金者名が刻まれており、その横には「平和観音」なる観音像が安置されております。募金者は、434名・30団体と、多くの方からの賛同・指示により建立に至りました。「春日部に憲法九条の碑を建てる会」代表世話人の牛山積さんは「非核・平和都市宣言をしている春日部市に建立したことは、首都圏に平和のシンボルを輝かせ、大いに意義のあることです。」と強調しました。当院もまた「ご参詣の皆様が、この石碑を通して憲法や戦争と平和のことを考える場になれば」との思いを込め境内地内をご提供させて頂きました。憲法九条の碑は沖縄県をはじめ全国各地に18カ所あり、関東地方では茨城県に2カ所あるだけで首都圏では初めての建立です。現在、都内でも建立のとりくみが始まっています。

-引用元-松本ひろかず記

毎年、憲法記念日の5月3日には、石碑前で「戦争」「平和」そして「憲法九条」と戦没者並びに戦災に見回れた方々への追悼と慰霊を込めたシンポジウムが開催されています。

縦1m・横1.8mで、台座を含めると高さ1.8mメートルになるこの石碑には憲法の前文と、戦争の放棄と軍隊を持たないことをうたった9条の条文を刻み数字の9をかたどった淡いピンク色の「平和の礎(いしぶみ)」とともに、台座の上に設置されています。

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