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六十年に一度の盛儀

A ritual held once every 60 years









revelation of the secret Buddha

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御開帳

秘仏 御本尊 聖観世音菩薩像 特別御開帳

開基以来、60年に一度丙午年にしか御開帳されず、他見を許さない当山のご本尊「聖観世音菩薩」像が、いよいよ今秋そのお姿がお出ましになられます。
​聖観世音菩薩は現世利益をもたらす菩薩です。阿弥陀如来の化身として衆生を救済し、左手に未開敷の蓮華(つぼみ)を持ち、煩悩にまみれた心を悟りへと導く存在とされています。人々を常に観ていて、救いの声があれば瞬く間に駆けつけて救済するという、常に衆生のそばでご利益をもたらす慈悲深い仏様です。

​日程:令和8年9月19日(土)~10月4日(日)
時間:10:00開門/17:00閉門
場所:小渕山観音院
​   春日部市小渕1634番地 048-752-3870

この度の御開帳に伴い、期間中は様々な催しを予定しております

円空仏祭

円空仏群七躯 埼玉県指定有形文化財  御開帳

​「宵会‐ヨイノカイ」

例年5月のGW期間中に開催される円空仏祭ですが、本年はご本尊様御開帳に併せ同時開催致します。

仁王門 特別公開

春日部市指定有形文化財  

修験道 秘法 大護摩供 厳修

個別祈祷(予約申込制)

聖徳太子立像/大黒天立像 御開帳

托鉢修行(市内限定/予約申込制)

各種出店(飲食/ワークショップ 他)

演奏会

講演会

限定御朱印

御開帳記念授与品

上記は現時点での予定です。事情により変更になる場合もございます。情報は随時更新いたします。
 

観音院秘仏本尊木造菩薩立像

    

本山修験宗、小渕山正賢寺観音院観音堂秘仏本尊。六〇年に一度、丙午の年に御開帳される以外は他見を許されていない。像の由来については、同院に伝来する『小淵山本尊記』[原本応安二年(一三六九)八月十一日沙門玄通識、文政八年(一八二五)写し]に詳しい。

 

菩薩形高髻を結い、左腕屈臂、右腕緩やかに垂下して正面を向き裙を着け、両足をやや開いて立つ。

左手に蓮華または水瓶などの持物を執り、右手与願印を結んだ観音菩薩像とみなされる。面部右側に幅広のふくらみがあり、鬢髪もしくは冠繒を垂らしていた形状を見せる。

同書によれば、本像は、鎌倉時代正嘉二年(一二五八)八月の洪水の時、利根川岸蘆中よりとり上げられた尊像と云い、当地に住む熱心な観音信者への夢告にあったとおり、利根川の蘆葉の中に朽木の形となって出現したもので、浄地に奉安したところ数々の霊異を示し遠近の信仰を集めることとなり参拝者市をなしたので、濫りに尊像を拝し仏罰を蒙ることを怖れ、蘆葉で包み礼拝した、とある。

 

前述のように高髻を結い、左腕屈臂、右腕緩やかに垂下し、やや腹部を前に突き出して、左に腰をひねり気味に立つ菩薩像であったと考えられ、小淵観音の秘仏本尊にふさわしい観音菩薩像であったと判断される。

面貌や着衣の詳しい表現様式が分からないため制作時期の判定は難しいところはあるが、造像技法や全体の形状から類推すると一〇世紀は下らないころの一木彫成像と考えられる。高髻で左腕屈臂し持物を執り、右腕ゆるやかに垂下する姿は、どこか滋賀・渡岸寺の十一面観音立像などを連想させるものがある。

本像は、破損仏ながら県内の初期一木彫成像の列に加わりうる古像であり、また、縁起に説かれるとおりの伝来状況を示す遺例として彫刻史的にも歴史的にも極めて注目すべき存在と考えられる。

 

(令和元年十月三日実査 林宏一 西口由子 原口雅樹 春日部市教育委員会文化財保護課)

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本山修験宗 小淵山 正賢寺 観音院  埼玉県春日部市小渕1634番地
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